image 8月だっけ、陰陽が今年いっぱいで閉店(その後移転先が決定し再オープン)するというニュースが流れます。京都だとあんまり行かないので、11年ほど前に1回行ったきりになってしまうなあなんて思っていました。そのなかで、なにやら雨市がそこでワンマンをするらしいと聞き、「ここで行かなきゃもうないな」ということでやってくることにしました。
なんだかんだでバタバタしましたが到着は19時50分、2曲目には入れたんじゃないかな。終演21時45分という2時間のなかで、彼らの世界が存分に繰り広げられていましたね。

彼らってとにかく「曲のよさ」がいちばんで、そこに朴訥とした声が入ることで独特の世界を作ってるところがあって。確かにそれなりに見てはいるけど、知らない曲でもすっと入ってくるのはその世界がぶれていないことが大きいんだなあと改めて感じました。逆に言えばこんだけおんなじような曲たちでも全然飽きないのはその世界のなせる技だと思うんだ、ワンマンだと特に時間長いし。

それは、ここにはじめて出たの2000年って言ってたっけ、それだけ長い間続けていたことでしっかりと自分たちの世界を持ててるし、最後にはそこに「立ち戻れる」んだろうね。そんな彼らの底力を見たライブでもありました、まあ足りないものもいっぱいあるけど彼らのよさが出ていただけでワンマンとしては十分いいライブだったと思います。