今年も天皇杯がはじまりました。サンガさんの1回戦は立命館大学とでしたが、このままだと来週簡単に負けてしまうイメージしか湧かないのはただ想像力がないだけだろうか。
まずスタメンを見たときに「なんかDFが多いなあ。3バックかもな、立命相手に守備から入るんだろうか」なんて思ったんですよ。そして試合が始まるとどうやらテソンがボランチの位置に入っており、そこで「ああ、今日は3番手のボランチを見つける日なのね」と認識しました。

その観点から試合を見ていくと、そのテストに合格した選手はいたのかちょっと微妙だったような。まずテソンについては35分くらいかな、立命の選手が負傷退場したタイミングでふだんの左サイドバックに戻り、結果的にはハーフタイムでの交代となりました。そしてそれまで右サイドにいた永島くんをボランチとして、延長前半9分まで続きます。そして2失点目を喫したところで先日2種登録をされた荻野くんが入り、その荻野くんがボランチをつとめていました。今日は大学生相手だからね、それでこの結果というのはやっぱり残念だし、裏を返せばタモさんと磐瀬くんがいなければ大変なことになることが露呈してしまったということです。ちょっと蒸し返すけど和田さんもその意味では大変だったんだろうね、大学でボランチやってた篤紀を使いたくなる気持ちは少しわかった気がしたわ。

そんな状況でしたし、まあとにかくずっと守備ができてなかったのも攻撃がうまくいかなかったのも目をつぶるとして。サンガさんの先制点は佐々木が遠いところからGKが前に出ているのを見越して蹴り込んだ技ありゴールだったし、あれがなかったら「大変なことになってた」なのか「後半もっと攻撃してた」なのか。後半サイドを破られてから3本くらいシュート打たれて同点に追いつかれ、さらにそのまえCKだっけ、そのあとからものすごいカウンターを決められて一時は逆転されるも延長後半8分くらいにビツさん荻野くんのクロスをフェホが頭で合わせてなんとか同点で120分を終えます。運命のPK戦は大地が止めてくれ、それでなんとか2回戦進出を決めました。
(8/31追記:あのクロス、荻野くんだったんですね。確かに公式記録でもそうなってます。思い込みってすげーな、背番号的にわかりにくかったのもあったとはいえ)

来週は流経大が相手でしたっけ、立命よりは強いと思うのでこのままだと簡単に負けてしまいそうな予感しかしません。そうならないために丸さんも考えてくれることを信じています。まだ先は長いけど、こんなところで終わるわけにはいかないんだ。

あ、ちなみにこの写真での拍手は立命館大学に対してのものであることを明記しておきます。そりゃ学生相手に120分で勝てないチームに拍手するほど優しいサポーターではないっすよ。