image 今日のサンガさんは、岡山との対戦でした。この勝ちで「このままで大丈夫」と思われるのを危惧しつつ、この劇的な展開はやっぱりうれしかったな。
スポーツは結果がすべてとはいえ、とにかく前半はまあひどい試合でございました。とにかくパスの出し手と受け手が全然かみあってなくてパスミスを連発するし、前半8分に先制したもののパスミス2本で2失点するし。正直「帰ろっかな」と思いましたし、西京極だったらひょっとしたらそうしたかも、というくらいの出来でした。当然のようにゴール裏からブーイングが出てましたし。

そして後半。川勝監督は珍しく早い時間から田中英雄に代えて伊藤を、山瀬に代えて三平を投入して事態の打開をはかります。それによってだいぶ圧力はかかっていたものの、簡単に裏を取られる場面も多くてGKとの1対1が3度くらいあったように思います。あれのひとつでも決まってればドラマが起きなかったんだろうと思えば、ファジサポは悔しかったろうなあ。正直85分くらいまでの見処は「伊藤優汰の突破」だけで、それ以上はなんとも情けない内容だったもん。

そんななかで89分、伊藤優汰のクロスから大黒が決めて同点に追い付きます。ここまでで「そうすか、今日も引き分けですね」と思っていたんですよ、最近引き分けばっかだし。ところが92分になってCKを逆サイドに流したあと福ちゃんかな、のクロスにまた大黒が合わせ、なんと逆転に成功します。そしてそのままタイムアップ、ようやくひさしぶりの勝利をたぐり寄せました。
(11/2追記:はい全然違いますね。92分のCKはそのままドグが折り返して大黒へ、でした。逆サイドへ行ったことだけ覚えてるからこういうこと書いてしまうんです)

逆転ゴールを決めたときもそうでしたが、試合終了後も大黒がゴール裏の声援にこたえていたのがかなり印象的でした。最近ゴールしてなかったし、かなり思うところがあったんだと思います。その意味でも今日の勝ちは大きいものの、あの内容で劇的に勝ってしまうことってそうないですから。この展開はいつかの横浜FC戦以来ですね、あのときも後半40分まではひどかった印象があるもんな。

さあ、残りは3試合。プレーオフの可能性は低くなってきているものの、まだなくなったわけではありません。そのためにはまず勝ち続けること、そして最後まで望みをつなぐしかないんだよ。

image おまけ。本日のカンスタでは初のコレオグラフィーがおこなわれました。ケータイ画質だし小さいですが、雰囲気だけでもつかんでいただければ。にしてもそのためだけにふだんメインのお客さんもバックへ行ってたんだね、それもなんかファジサポの力を感じたなあ。