image 今日のサンガさんは、ジュビロとの対戦でした。ジュビロに勝ったのって長い歴史で2回だけだし、今年はどう考えてもJ2では反則の布陣だし、そんな相手に善戦したことを喜ぶべき、かなあ。
試合を見ていると、残念ながらサンガさんとジュビロの選手たちにはかなり力の差がありました。サンガさんのクリアはことごとくジュビロに渡っていたのに、ジュビロはちゃんと自分たちでボールをまわすことができていましたから。それに加えて特に前半は駒野と前田がかなり自由にプレーできており、そりゃ3点とられてもおかしくないわ、と思いながら見てました。だいたい駒野とペクソンドンのサイドを見るのが駒井と田村って、そりゃ失点するなっていうほうが難しいですよ。そんなわけで、1-3というスコアで前半を折り返します。

その状況をようやく察知したのか、後半開始から田村に変えて伊藤を入れ駒野は山瀬が見ることになりました。そこでそれまで自由すぎた駒野が油断したのか、後半開始早々に山瀬が抜け出したクロスを大黒が合わせて1点差になりました。そこからはかなり怒濤の攻撃を見せるものの最終的には実らず、2-3のまま試合終了のホイッスルを聞くことになってしまいました。最後はバキ大作戦とかもありましたが結局は、ね。

そんな川勝監督の初采配、選手のがんばりもいままで以上に見えたし、これを続けていければチーム状況も上向いていく、かなあ。今日はいろんな意味で相手が悪かったことを考えれば、もう少し見ないとわからないですかね。とはいえ、これで長いリーグ戦の半分が終わりました。サンガさんは自動昇格圏の2位とは勝ち点13、プレーオフ圏の6位とも勝ち点2の差をつけられての10位で折り返すことになります。今年の目標には遠く及ばないこの数字、ここからどうやって挽回するかが試される後半になるでしょう。

さあ、次は愛媛戦。もう相手なんて関係ない、とにかく勝っていくのみだ。そして前半2勝に終わったホームで巻き返せなければ、プレーオフすら夢のまた夢に終わってしまうぞ。