けっこう見たいと思ってるのに、タイミングが合わなくて
結局半年ぶりとかになるんだよな。そんなuchuu,の
リリースツアーファイナルはツーマンとのことで、どんな
ステージになるのかとにかく楽しみにしていました。

まずはピロカルピンのステージでした。Vo&Gt,Gt,
Ba,Drのフォーピースで、Vo&Gtは女性です。
やりたいことはかなりはっきりと見えて、その意味で
「なぜこのバンドをuchuu,が呼んだのか」がよくわかる
ステージを見せてくれました。ただどうなんだろな、
「実際に見えてるもの」はパスピエっぽい感じで、ちょっと
演奏とかで見えたものとは違ったかも。あの感じなら
個人的にはCymbalsを思い浮かべてて、そんな世界を見せる
ことができればまた変わっていくだろうな。このままでも
悪くないけどさ、彼ら次第でどこにでも行ってしまうことが
できそうなバンドだと思いました。

そして後半はuchuu,でした。男性Vo&Gt,男性Ba,女性Dr,
女性Keyの4人組です。やっぱ、その熱量がいい方向へ
向かわせているんだろうな。
技術的なものももちろん高い彼ら、それ以上にうたに
込められた熱さが伝わってくるんだ。それを受け止める
ことができただけで「来てよかった」と思えるくらい。
彼らの企画らしく最後は会場を完全に巻き込んでたし、
やっぱそれだけの「何か」を持ったバンドなんだと
思います。

でも、欲を言えばもっと聴きたかったなあ。ピロカルピンが
きっちり1時間だったのに対して、uchuu,はアンコールを
含めても55分だったもん。勢いがつきすぎていたのかもな、
終わった時間を考えてもまだできそうな雰囲気あったしなあ。