ついにJ1昇格プレーオフ決勝、サンガさんは徳島との対戦でした。
まあ見事なまでに「来年J1にいる実力ではない」ことを見せつけられ
ましたとさ。


前半の30分くらいまでは完全にサンガさんのペースで、
正直「これなら絶対に大丈夫」と思ってました。それは、
このペースでいけば「どこかで点が取れるだろう」という
思いと「2失点はないだろう」という思いがあったからです。
そのくらい完全に押してたもんな、先制されるまでは。

そんな気持ちを知ってか知らずか、前半38分にCKから
千代反田に先制弾を許します。まだそのときには「まだ
時間はたっぷりあるし、どっかで1点返せばいいさ」くらいに
思っていたのです。

ところが、どうも選手たちはそう思っていなかったのか、
その5分後に津田に抜け出されて追加点を与えます。なんだろね、
「前半のうちに返さなきゃ」って焦ったんだろうか。そうなると
昇格するには2点が必要になるわけで、この試合を一気に難しく
してしまいました。

それでも早い時間に1点返せばまだわからなかったのかも
しれませんが、もうそこからはサンガさんの良くも悪くも
特徴である「ボールは回してるけどシュートを打たない」
状況が続き、チャンスもそこまで多くなかったですかね。
数少ないチャンスも徳島に守られてしまい最終的には
0-2、この結果によりサンガさんは来年もJ2で戦うことが
決定しました。

来年徳島がJ1でどんなサッカーを見せてくれるのか非常に
興味がありますが、ちょっと今はそこまで考えている余裕は
なさそうです。サンガさん、来年どうするんだろうか。
大木さんがゴール裏へ来たときの挨拶、なんか来年はなさそうな
雰囲気を感じたからな。そうなるとまた1からのチーム作りに
なるかもしれず、かと言って大木さんをこのまま続投させるのも
ちょっと違うような気がしてるし。そんなことを含めて、
来シーズンのサンガさんが全く見えてきていません。終わった
ことは仕方ない、来年こそは自動昇格しかないことが痛いほど
わかったはず。その準備は、もう明日からはじまるんだ。