3回目のイベントに出ていただいた進藤宏希が、
para-diceの周年にあわせてイベントをするそうで。
1回目のイベントに出てもらった平松永吉とか、だいぶ
前に見てからさっぱり見ることができなかった
吉田ピンチとかも出るそうで、「これは見にいくしか
ないよね」となりました。

ちょうど着いたときにスタートしたみたいで、なんとか
全部見られそう。本日の出演者は全員ギター弾き語りの
男性でございます。さて、いつものいきますか。

平松永吉
先日のバンドとはまた違った味を見せていましたっけ。
なんだか声が安定してない感じもありつつ、永吉さんの
持ってる世界はきっちりと出てたように感じました。
去年の周年でつくった曲もあったし、最後の「空飛ぶ
ペンギン」はピンチさんの共作だったって知らなかったし、
そういう意味では個人的にかなり盛りだくさんだったな。

マサ・タケダ
アップテンポな曲を聴いてると、オザケンとかの
「渋谷系っぽい」イメージがあったかな。バラードは
かなり熱が入ってて、尾崎豊っぽい感じもしたっけ。
その意味でけっこう90年代っぽい雰囲気があって、
それがけっこう心地よかったです。

横井勝己
岐阜の民謡をカバーしたり、それをモチーフにした曲が
あったりでした。はじめに沖縄民謡っぽい印象を受けた
のは、たぶん私にとって民謡のイメージがそこだった
からなんだと思います。完全に空気を変えていった
なあ、それがまた興味深かったです。

吉田ピンチ
かなり独特な世界を持ってるなあ、と思いながら聴いて
いました。ただ、ちょっと声が強いかなあ、なんて
思ってたり。おそらくもっと声を「つくる」ことが
できるはずで、そうすると曲の印象もだいぶ変わって
いきそうだなあ、なんて思いながら聴いてました。
ちょっとスパイスがあるだけで、相当変わりそうな
気がしたんだ。

進藤宏希
そだな、この30分「だけ」を見れば「進藤くんらしい、
いいステージだったな」と思えるんだけど。
進藤くんが主催した、というイベントの位置づけを
考えたときに、そのなかで今日はどういう意味を持った
ステージなのか、というのが見えなかったんだよなあ。
それはそんな簡単なことではないとはいえ、個人的には
それがあってこその「自主企画」だと思うし。
そういえば最近はほとんどトリでしか見てないっけ、
それってなんか意味があるのかもなあ。