ご存知のとおり、東北地方
太平洋沖地震の影響によって
Jリーグの試合はすべて中止と
なっております。そんな中で
被害のなかった関西以西では
チャリティーマッチの動きも
あり、関西は来週から試合が
組まれています。その前に
今日はホムスタで練習試合を
行うことを聞いたので、行って
みることにしました。



チャリティーマッチとして呼びかけて
いたとはいえ練習試合なので、メンバーの
紹介もなく淡々と進んでいきました。
さらに久しぶりの試合でストップウォッチを
動かし忘れ、1本目に関しては得点時間も
わかっていなかったりします。そんな
試合でも、メインスタンドは8割方
埋まっていたように感じました。これ、
8000人は来てたってことじゃないのかな、
みんなそれだけ待っていたんだね。

そして試合のほうは1本目2-0、2本目が
1-0でいずれも神戸の勝ちでした。とは
いえ鳥取も1本目の序盤はかなりいい
パス回しが見られ、「これを開幕戦の
サンガさん相手にされてたら勝てたん
だろうか」と思いながら見ていましたね。
今年のJ2はかなりいいチームが多くて、
サンガさんもかなり苦労しそうな予感が
しています。開幕戦もあれだったしさ。

地震の被害がなかったからこそ、
「サッカーのある生活」ができる。その
ありがたみを存分に感謝しなくては
いけないな、と強く感じた試合でも
ありました。ホムスタはピッチが近く、
風が強かったこともあって芝生の香りも
漂ってきます。この匂いを感じることが
できるのはまさにサッカーがあるから、
なんだよね。「当たり前」のことが
できない人がいることを気にかけつつ、
「当たり前」のことができるのなら
それをきっちりこなすのが「できる」
人たちの責務なんだと信じて。