いつだったかな、サンホールのtwitterで
「小谷美紗子がライブをする」という
つぶやき流れます。これ自体私にとって
かなりの驚きで、「これは行かなきゃ」と
なったんですよね。
会場に着いてみると、200くらいの椅子が
並べてありました。こうして見ると、
ここって意外と広いんだな。
まずは、小谷美紗子のステージからでした。
グランドピアノを弾き語り、1曲目は
「The stone」だったかな。途中「火の川」
もあって、そういう意味では昔の曲もずいぶん
あったような気がしてます。
にしても、その「火の川」は圧巻でした。
そもそもこの雰囲気を出せるアーティストは
ほとんどいない中で、特にこの曲は彼女しか
出せない世界観が会場全体に広がっていった
ように思います。もちろん今までも注目を
していたものの、やっぱり小谷美紗子という
アーティストは「別格」であることを改めて
自覚させられました。こんだけの実力があっても
売れてはないもんなあ、ホントに「いい曲」って
なんなんだろうね。

つづいて、Maia Hirasawaの登場です。...と、
申し訳ないのですがライブレポはパス。
「スウェーデン人の母と日本人の父を持って
いますが、日本語はあんまりしゃべれません」
という彼女の立ち位置だと、どうしても洋楽に
なっちゃうんだよね。基本的に邦楽しか聴いて
いないのでそれを今日のライブに当てはめて
しまうと、かなりとんちんかんな方向に行って
しまいそうな気がしてます。そうだなあ、確かに
スウェディッシュポップの雰囲気はあったなあ、
くらいか。

それにしても今日は本当に濃い時間を過ごす
ことができたように思います。小谷美紗子という
才能を改めて感じることができただけでも、行って
よかったと思えるライブでした。そういえば
小谷さん、「サンホールはデビュー前に
レコーディングをした」とか言ってたっけ。それが
この雰囲気を作り出したのかもしれないな。