はせがわかおりさんの企画ライブが
行われる、ということで、それならと
神戸までやってきました。着いてみると
すでにマイクが3本ならんでおり、
「いつものスリーマンとは違う感じに
なるのかな」と期待をさせてくれます。

 まずは、はせがわかおりさんの登場です。ふつう
主催ライブでは主催者が最後のことがおおいのですが、
はじめに出ることで「ホスト」という立場を見せたの
かもしれません。そしてまずは4曲、そのあと
ゲストである岩本三千代さんを呼び2人で1曲
でした。このときは「またあとで何曲か歌う
だろう」と思っていたら、結局かおりさんの
曲はこのパートで終わりでした。終演時間を
考えても、もう少し見たかったな。

 そのバトンを引き継いで、2番手は岩本三千代さん
でした。なんとなく昔の歌謡曲を聴いているような
印象を持ったのは、おそらく彼女の歌い方が
そんな雰囲気だったんだろうな。区麗情さんに
似た声をしているかも。しっかり歌えていると
思うので、ほんの少しのきっかけがあれば
かなりおもしろい存在になりそうな。ただ、
その少しが難しいんだな。

 そして三千代さんが木村充揮さんを呼び
1曲セッションをしたあと、大御所・木村さんの
ステージがはじまりました。木村さん、ちょっと
やりにくそうにしてたのはキャラクターかなあ。
おそらくいつもの客層とは全く違ったことで、
少しいつもと違う雰囲気のステージになって
いたような気がします。それでも、一回声が
出ればその存在感はさすがで、やはり長年
第一線で活躍している方は違う、と感じるには
充分なステージを見せていただけたと思います。

 そして最後はかおりさんが出てきて2人で1曲、
そのあと岩本さんも出てきて3人で最後の曲と
アンコールを歌いました。木村さんのトークに
岩本さんはちょっと困惑気味でしたが、それに
どんどんと突っ込んでいくかおりさんはなかなか
見ものでしたね。こういうことができるのが、
彼女の魅力でもあるんだよな。

 …で、本日のWYNTERLANDと相性が悪い
シリーズ。終演後に2月のライブチケットを
発売するということでしたが、ちょっとトイレに
行ってから出てきたらもう発売は終わっていた
ようで。まあ、そんなに売る気はなかった、って
ことだよね、おそらく。