e1664e80.jpg 今日のサンガさん、新潟との
対戦でした。いままで「3人退場を
しないと負けたことのない」
チームにこうも簡単に負けて
しまうとは、サンガさんもそこまで
弱いチームになってしまったのか。

 まあしかし、今日のゴール裏は試合開始から殺伐と
しておりました。1つは新潟が簡単にチャンスを作る
ことに対して、もう1つはサンガさんがなかなか
シュートを打たないことに対して、さらには
矢野貴章に対する積年の恨みから、ヤジと
ブーイングが絶えない状況になっておりました。
サンガさんを見てから5年くらいになるっけ、ここまで
殺伐としたゴール裏ははじめてですね。

 それは後半、ミシェウが退場になってから少し
収まったものの、ディエゴのゴールが2回オフサイドと
判定されたあとあたりからまた戻ってきたようです。
確かに、今のサンガさんはサッカーをしてるとは
思えないんだよね。どうやってペナルティエリアの
外側でパスをつなぐかを競うゲームをしてて、
それもことごとく失敗してるように見えています。
あれだけシュートチャンスをつぶして、さらに
1つ1つの判断の遅さでボールを奪われてしまえば、
そりゃサッカーにならないでしょうさ。

 試合内容としては、一昨年のホーム磐田戦を
思い出すような試合でした。ただし、一昨年の
場合は「いままで2人退場した試合でしか勝った
ことがなかった」サンガさんに対しなにをしても
ゴールが入らなかった磐田、という構図でしたが、
今回はまったく逆のパターンでサンガさんのほうが
「なにをしてもうまくいかなかった」わけですが。とは
いえ、なんとかしようと思えばいくつもチャンスは
あったはずで、それをものにしようとしなければ
勝利の女神がほほえむわけがありませんよね。

 そんなことを言っているうちに、リーグの前半戦が
終了しました。ここまでで2勝4分11敗の勝ち点10、
さすがにまったく残留できる数値ではありません。
ただ、この試合を見ると、「これからもこんな感じに
なりそうだ」と思えて仕方ないんですよね。うーん、
毎回こんな試合を見せられると、ちょっと心が
折れてきそうになってる。

J1リーグ 第17節 at:西京極競技場
京都サンガF.C. 0 - 2 アルビレックス新潟
得点 28分 曹永哲(新)、78分 オウンゴール(新)