25169755.jpg 今日からようやく大阪で公開された、
「レフェリー 知られざるサッカーの
舞台裏」という映画を見てきました。
ネタバレもありそうなので、内容は
あとで書こうと思います。

(18:45追記)
 さて、ネタバレ行きますか。

 この映画は、UEFA欧州選手権2008の会場にカメラを入れた
ドキュメンタリー番組です。ただし、その焦点は選手では
なく、審判に向けられています。

 まずは試合中、審判団がどんな会話を行っているのか
(欧州の試合やW杯では審判団がインカムを使って常に会話を
しています。日本では未採用、電波法に抵触するので使えないと
いう噂を聞いたことがあります)、試合前や試合後の審判控え室の
様子、そして大会中に行われている審判全員の合宿などを
克明に記しています。この大会中、オーストリアとポーランドの
試合で「疑惑のPK」があったそうで(ただ、この画面を見たとき
「PKだ」と思いました。そういう編集をしていたこともあると
思いますが)、その笛を吹いたハワード・ウェブとこの大会の
決勝で笛を吹くことになるロベルト・ロゼッティを中心に
追いかけています。

 先日行われたW杯を振り返ってみると、ハワード・ウェブは
決勝を含めた4試合を、ロベルト・ロゼッティは明らかな誤審
(オフサイドの見逃し)があったとされるアルゼンチンと
メキシコとの対戦を含めた2試合を吹いています。そう考えると、
この2人が世界の中でもかなりレベルの高い審判であることが
わかると思います。そんな審判でも試合前にはナーバスに
なってしまうこともあるのがわかるだけでも、この映画を見る
意味はあるのではないかと思います。