179ac5f7.jpg サンガさんにとって、ガンバはいつも
「勝てない」チームでした。そればかりか、
雨の万博で負け、降格を2回決められた
相手でもあります。そんなチームに対して
今日のようなゲームを見せたことが、
なによりの「恩返し」になったことでしょう。

 立ち上がりからお互いがアグレッシブに攻めあい、なかなか
おもしろい展開を見せていました。前半35分くらいか、遠藤の
ループが決まっていれば「いつもの展開」になったかも
しれません。

 それをさせなかったのは、李正秀の存在でした。とにかく
危ないところに顔を出すし、その危ない場面でもしっかり
キープしてクリアできるし、彼の存在がなければ相変わらず
大量失点を食らっていたと思います。さらに前半終了直前には
CKを決め、いままでサンガさんにできなかったことをすべて
こなしてくれました。今年のサンガさんは、彼がいれば
大丈夫かもしれない。

 そして後半は攻められる場面もありながら1-1に押さえ、
とにかく「私がサンガさんを応援しだしてからはじめて」
ガンバに勝ちました。しかも今回は真っ向勝負を挑んでの
勝利なので、それがまたうれしかったりします。

 さて、ナビスコの山形・清水をはさんで、次のJ1は
アウェーで鹿島、でしたっけ。夏の西京極にでも
来てくれない限り勝てる相手ではないのですが、
今日の試合を見ていると「このメンバーならやって
くれるかも」と思ったりもします。これだけの試合が
できるんだもん、きっと大丈夫だよね。

Jリーグ 第3節
京都サンガF.C. 2 - 1 ガンバ大阪
得点 44分 李正秀(京)、54分 ディエゴ(京:PK)、
76分 寺田(阪)