しっかし、今日は寒いですねえ。大阪でも寒いと、京都は
やはりもっと寒かったです。
 今回のライブは、とにかくあると知った瞬間チケットを
押さえました。まずサニサイヅミがあって、そのうえに
いつも前説でいづみさんを出にくくしているアシガルが
加わるんだから、面白いライブにならないはずがないでしょ。

 まずは「司会兼前座」とのことで、こじまいづみさん
登場されました。実はセットリストを考えていなかった
そうで、「うしろで息子が泣いているから『愛はいつも』
歌います」というノリでした。それでも歌えてしまうところが、
やはりいづみさんのすごさだと思います。

 そんな感じで4曲歌ったあと、いづみさんも残った状態で
SANISAIの登場です。実は「ちょうど成人式の頃に作った」
という(初お披露目がちょうど10年前くらいかな)「ハナムケノ
ハナタバ」、「SANISAIの曲なのに、いづみさんが歌い
出さないとなんか違う気がしてしまうようになった」という
「時間旅行」の2曲を歌っていづみさんはステージを
降りました。

 そこからはSANISAI3人でのステージです。今回は
個人的に知らない曲が多く、そんな意味でも満足できる
ステージでした。新曲「アラウンド・ザ・ミュージック」は
今までのSANISAIとはかなり違った世界を見せており
(はじめはカバーかと思ったほど)、彼らも着実に
成長していることを感じさせました。

 インターバルを挟んでは、アシガルユース
ステージでした。彼らも前の2人に引けを取らない
実力を持っているな、と思いながら聴いていました。
ただ、「いづみさんと一緒に出てるから見た」3回とも
セットリストが似通っているのが気になりました。
ワンマンが出来るくらいの曲数は持っているはずなので、
「対バンがあるときはいつも同じセットリスト」では
同じ曲しか聴けずに「彼らってこれしか曲を持って
ないんだ」と思われかねません。もっと「自信を持って
演奏できる」曲を増やす時期に来てるのかもな、
と思いながら聴いていました。そう、「大籠包'07」で
小咄が「ジャストミート」のときと全く同じだったのは
さすがに「うわあ、もっとネタないのか」と思いましたわ。

 そして、またも「とっても出にくいフリ」のあと、
いづみさんとSANISAIが登場します。最後は
アシガルは花盛君がVo&Choになって他の人たちは、
普段通り、いづみさんがVo&Cho&P、そしてSANISAIが
Vo&Choとなった形で「Daydream Believer」 と
「さすらい」を演奏してにぎやかに締めました。

 やはりこの3組で、面白くならないはずはなく。終始
笑いっぱなしの、非常に楽しいステージでした。
「また(アシガルが暑いので)暑くならないうちに
やりたい」なんて話もあり、またこんなステージが
見られることを期待しています。

*その他、いづみさんのライブレポはこちらにもあります。
「Piano man x Piano Woman vol.3」<2009.3.22>
RINSEワンマンライブ at 尼崎BLANTON<2009.3.3>
「ジャストミート vol.2」<2008.12.27>
「BLANTON HOT NIGHT X サニサイヅミ」<2008.10.13>