彼らのワンマンライブ「ワライナキ銭湯」も、10回目を
迎えることになりました。その10回が、やっぱり彼らを
成長させているんだなあ、と感じるのには十分な
ステージを見せてくれたと思います。

 いつも同じ内容なのもあれなので、今回は気になった
ことを書くくらいにしておこうかと。まず、いちばん感じて
いたのが「白井くん(とか書きつつ、実は彼のほうが少し
年上でした。ちなみに、志麻さんは年下です)の声が
変わったかな」でした。なんとなく、声を楽器に負けない
ギリギリのところまで落としている感じがしたんですね。
それは意図的にそうしていたのか、それとも「新兵器」
扇風機の登場でそうなったのか(笑)。

 今回のライブでは、新曲が3曲ありました。まず
「エナジー」は、「男女ツインボーカルなのをうまく
利用したな」と思いました。ちょうどラッパーが
女性ボーカルをフィーチャーしているようで、
今までのワライナキとはまた違った感じです。

 そして「悲しみの種」も、志麻さんが歌い方をあえて
変えているように思えました。そのことで、また彼女が
作る歌の世界が広がったと思います。そんな意味では、
「恋しくて」は歌詞こそ今までにないものでしたが曲は
完全に「志麻ワールド」でしたね。

 そしてそれ以上に興味深かったのは、彼らにとっては
定番といえる「サクラフブキ」「ケセラセラ」のアレンジが
変わっていたことです。特に「ケセラセラ」はギターでの
アレンジとなっており、ハーモニカパートが増えたことも
あって「へー、こうなったんだ」と思わせる出来でした。

 そんなこんなの2時間半は、前回のライブからしっかり
成長していることを十分に感じさせるものでした。
今度は11月に京阪神ライブがあるとのことで、そのときに
また成長した姿を見せてくれるでしょう。今回は新曲が
多かったこともあって、ひょっとすると来年こそ
フルアルバムが出るかも、と淡い期待すら持ってしまい
ました。

*その他、ワライナキのライブレポはこちらにもあります。
「ワライナキ銭湯Vol.12」at KYOTO MUSE<2009.2.21>
「ワライナキ銭湯Vol.11」<2008.11.7>
「ワライナキ銭湯Vol.9」<2008.5.6>
「ワライナキ銭湯Vol.7〜春花秋月〜」<2007.10.12>
「ワライナキ銭湯Vol.6〜七夜月〜」<2007.7.6>
「ワライナキ銭湯Vol.5〜歌うらら〜」<2007.5.6>