えーっと、今日はいろいろ感じたことが多かったので、
それをとりあえず書き留めておくだけにしておきます。
そのために、たぶんライブレポというものでは
ありませんのでご了承ください。

 去年「種まき*」というツアーを行ってから1年、
そのたねが「ちょっと成長して苗になり、それを
また育てていきたい」との思いで命名したこの
ツアータイトル。その意味では、確かに成長を
見せてくれたような気はします。

 ただ、その成長に「入れ物」は合ってなかったかな、
という印象は拭えません。今回の会場は
なんばHatchで、それを知ったときに「そんなに
入るかなあ」と思った悪い予感はやはり当たって
いました。ドリンクチケットから推測するに
開演時間での入りが400人くらいで、ということは
定員の3分の2くらいしか入っていないことに
なります。今までよりもちょっと距離を感じる
ステージだったこともあり、「もう少し小さな
ライブハウスでやってほしかったな」とは
やっぱり思いました。

 セット的には、まずはじめに「水色」を歌った
あとはスローテンポのものが続き、最後に
アップテンポな曲を4曲続けて、でした。逆に
見れば「アップテンポな曲が少ない」わけで、
バンド形式のライブにしてはすこしゆったりと
した感じになっていたと思います。

 それを踏まえると、今回のシングルが
「シャリラリラ」「ファイファイ」ともにアップテンポな
曲である理由がなんとなくわかったような気が
しています。そして新曲「ペンギン」でも、今まで
聴いたことのなかったビートを聴かせて
くれました。そんな意味では、まだまだ彼女は
成長していってるんですよね。

 そういえば、今回も「真っ白な雪、真っ白な未来」
という冬の曲を演奏していました。「なぜこんな暑い
ときに」という思いもありつつ、でもこのときに
いちばん感じたのは「絵里さんの曲って季節感の
ある曲が少ないわ」でした。そんなこんなを
ひっくるめ、これからも成長を続けるであろう彼女を
見守っていければ、なんて思ってます。