亜紀さんが大阪に来るのは1年ぶり、私が大阪で亜紀さんを見たのはそこからさらに半年を遡らなければなりません。その間に東京で1回見ているとはいえ、やはり「ホーム」で見ることができるこの機会をかなり楽しみにしていました。

 今回のライブでいちばん大きく感じたのは、「亜紀さんの声はまだまだ進化している」ということでした。今まで
ほとんど使うことのなかった地声を亜さんが少しずつ使い始めていることは気づいていたのですが、今回は「レスキュー」はほとんど地声で、あの「Wind Climbing」でさえもサビ以外は地声で歌っていました(ただし、キーは変わってません)。

「10年ちょっと…よりもう少し前」(亜紀さん談)は「胸に滲みこむ天使の歌声」などと書かれ、地声を出すことは全くなかったのですが、地声が加わることでうたの表情がまた広がって来ました。いつも聴いてるあの曲がとても新鮮に聞こえたのは、やはり亜紀さんが「進化」しているからだと思います。

 …にしても本当に、MC少なくなったなあ。「アウトレット」から「Wind Climbing」まで、7曲連続MCなしなんて今まで絶対に考えられなかったのに…。

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