ふと思い出してみると、彼女のライブに来るのはすでに今年
4回目、しかも7月からは毎月見ていることになります。
前3回はイベントだったとはいえ、かなりのペースで大阪に
来てくれてるんですね。今回は、そんな彼女が満を持して
ワンマンにやってきました。ファーストアルバムが出た
直後ということもあり、否が応でも期待をしてしまいます。

 今日はいつもと違い、端のほうで見ていました。そうすると、
はじめ登場したときに「あれ、絵里さんってこんな顔だっけ?」
と感じてしまいました。普段は正面からしか見たことが
なかったので、今回の位置どりは私にとってとても新鮮で、
また新しい絵里さんが発見できてうれしかったです。

 2時間ちょっとのステージですが、歌ったのはアンコールを
含めても全部で16曲でした。意外と曲数が少な目ですが、
これはその間でのMCが意外と長いためです。彼女って、
ワンマンだとよくしゃべるんですよね。そして久しぶりの
(少なくとも今年はじめて)バンド形式で、絵里さんがギターを
弾かずに歌うシーンも何度かありました。後半、アップテンポな
曲が続くパートがあったのですが、ここでは絵里さんが
今までにないくらいはじけていました。そういえば、こんな
絵里さんは見たことがなかったか。

 先にも書いたように今回はアルバム「persona」のレコ発
ライブでしたが、このアルバムにはインディーズ時代からの
曲もたくさん詰まっています。それらの曲ももちろん歌って
くれたのですが、特に「four-leaf clover*」に入っていた曲は
CDに比べて「うたに表情がついてきたな」と感じました。
こうやって感情がうたに出てくると本当に成長していくので、
これからも期待しています。

 アンコールは2回あって、最後の曲は「竹仲絵里として
最初に書いた曲」だという「ありがとう」でした。楽しい時間は
あっという間に過ぎていくけど、こういう時間があるから
毎日をがんばろうって思うんだよなあ、と改めて実感した
ライブだったと思います。「今年になって竹仲絵里を知った」
人も半分くらいいたようだけど、おそらく満足できたんじゃ
ないかな。

 …それにしても、曲名を覚えないのはなんとかしたほうが
よさそうだ>自分。今回はセットリストを書いてたんですが、
「Alice」を「どこまでもーどこまでもー」、「スクランブル」を
「そーらだーけみあげーて」とか書いてんだもん(大汗)。

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